世界遺産登録15周年記念講演会「紀伊半島遺産~地域に眠る宝から紀伊山地の豊さを知る」

■開催日時

令和2年3月8日(日)午後1時30分~午後3時30分(開場:午後1時)

■開催場所

映像ホール

■内容

三重、和歌山、奈良の三県にまたがる広大な世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』は、令和元年度、登録15周年を迎えました。この登録資産は「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三霊場及び、それらを結ぶ「参詣道」から構成され、国宝4件、重要文化財23件の建造物、史跡7件、史跡・名勝1件、名勝1件、名勝・天然記念物1件、天然記念物4件の全部で41件の多種多様な文化財が含まれています。構成資産面積506.4?、緩衝地帯面積12,100?に及ぶ紀伊山地とその周辺には、これらの指定文化財の他にも祖先たちが遺した多くの文化財が伝わっています。それらは、地域の歴史や文化を正しく理解するために欠くことのできないものとして、次世代に引き継がなければならない宝物です。今回は三重、和歌山、奈良の三県それぞれの地域に眠る宝を『紀伊半島遺産』と呼び、生物・民俗・考古学の分野における各県の取り組みについて理解を深めていただくためのシンポジウムを開催します。世界遺産登録15周年の節目に、紀伊山地の豊かさを再確認していただく機会となれば幸いです。

☆詳細はこちら→http://www.kumanokodocenter.com/event/200308_1.html